【陰謀論】そもそもイルミナティって？活動の目的とその陰謀とは
昨今の都市伝説界で語らずにはいられない存在の1つである「イルミナティ」。
様々な陰謀論や都市伝説が囁かれるその存在は、多くの都市伝説テラーが題材にするものでもある。
しかし、この「イルミナティ」についてしっかりと理解している人はあまりいないのではないだろうか？
今回はそんな「イルミナティ」について組織の概要や活動目的などを紹介していく。
イルミナティの概要
そもそもイルミナティとはどのような組織なのかを理解している人は少ないだろう。組織の概要や結成に至った歴史を紹介していこう。
イルミナティは秘密結社
「イルミナティ」とはそもそも秘密結社の名前であり、その創設は1776年にまでさかのぼる。創設者はバイエルンの大学教授アダム・ヴァイスハウプトによって旗揚げされた。
この秘密結社が最も栄えた時、会員は2000人を超えていた。しかし、実のところ現在はすでにこの組織自体はなくなっている。
約8年の活動をした後に解散しており、その解散理由は諸説ある。
中でも一般的なのは「バイエルン王国から秘密結社の禁止令が出され、弾圧された」「カトリック教徒の考え方に合わず、異端扱いされた」などの説が有力である。
イルミナティの現在は？存在している？
イルミナティは1785年にその活動を終了しているが、1897年にレオポルド・エンゲルによって再興されている。その後の活動は明らかにされていないが、1987年にはFBIの支部長である人物がイルミナティの存在を暴露したことも注目された。
この発言は当時大きな話題を呼び、ロシアのプーチン大統領もイルミナティの撲滅宣言を出している。現在のイルミナティの活動に関しては謎に包まれた部分が多いが、陰謀論的には存在するという意見が多数存在するのは事実である。
イルミナティは現存するのか。その正体とは
イルミナティが現存する可能性があることを前述したが、現存するとすればその正体はいったいどのようなものなのだろうか。
フリーメイソンとの関係
こちらも都市伝説や陰謀論において語られることの多い組織である「フリーメイソン
」とイルミナティとの関係性を紹介しよう。フリーメイソンとは実在する組織であり、ボランティア活動などを主に行っている。
しかし、そんなフリーメイソンは裏ではイルミナティの指示を受け活動しているというのだ。
1785年に活動を終了したイルミナティだが、当時その会員のほとんどはフリーメイソンの上位会員だったといわれている。そのため、イルミナティ解散後もフリーメイソンに所属しながらイルミナティとしても活動をしていたとする説もある。
イルミナティはアメリカ政府の真の姿？
イルミナティはアメリカ政府の真の姿とする説も存在する。これは陰謀論として主に語られている。有名な話だと1ドル札に描かれたシンボルがあり、実際に1ドル札にはピラミッドに目のをかたどった「プロビデンスの目」というものが確認できる。
イルミナティの最高位とは
イルミナティはフリーメイソンの会員と兼任している人がほとんどで、世界を牛耳っているとの噂もある。その最高位として有名な人物たちも都市伝説や陰謀論において重要人物であるのでぜひ覚えておいてほしい。
世界の諜報組織のトップ・ブッシュ一族
アメリカのCIAを中心に、諜報活動などの大きな役割を担うブッシュ一族はイルミナティの最高位として名を挙げている。ブッシュ一族は世界中の諜報活動や警察組織を牛耳っているといわれており、彼らにとって都合の悪い人物は存在を消されてきた。
世界の経済を操る・ロックフェラーとロスチャイルド
世界中の経済を操り、経済はおろか政治までも裏で牛耳っているといわれるロスチャイルドとロックフェラーもイルミナティの最高位といわれている。世界の銀行を牛耳るロスチャイルド、石油王として有名なロックフェラーは世界二大財閥としてともに莫大な資金力・影響力を誇っている。
エリザべス女王
エリザベス女王はイギリスの最高権力を持っている人物であり、悪魔崇拝者としても有名である。彼女は自身の権力を活かし、イルミナティの思想を世界中に広げているといわれている。
ベネディクト16世
ベネディクト16世はエリザベス女王と共にモホーク族を大虐殺したという罪で有罪判決を下されている。しかしエリザベス女王もベネディクト16世も判決に法的拘束力はほとんどなく、いまだに2人は逮捕されていない。
イルミナティの計画・陰謀まとめ
イルミナティの歴史や最高位といわれる人物を紹介してきたが、その具体的な計画や陰謀はなんなのだろうか。
計画①人口削減
これは陰謀論において度々いわれていることである。イルミナティは自分たちを絶対的な世界の主と考え、増えすぎた世界の人口を削減する計画があるという。その削減対象として黄色人種や黒色人種を挙げ、2030年までに人口の95%を削減するともいわれている。
計画②会員の増員
イルミナティは、会員数を増やすために組織のホームページを作成した。会員数を増やす理由として、人手不足や反社会勢力を作ることを目的としている。
計画③人工地震
陰謀論において度々語られる人工地震だが、これについてもイルミナティが深くかかわっているといわれている。近年日本でも大規模な地震も頻発し、首都直下型の南海トラフ地震がいつ起きてもおかしくないといわれている。
そんな中で2016年に起きた熊本地震は「自然に起こった地震ではない」という説もささやかれており、イルミナティが関わった人工地震なのではないかともいわれている。
イルミナティカードの都市伝説
イルミナティを語るうえで重要な存在の1つに「イルミナティカード」というものがある。正式名称を「イルミナティ・ニューワールドオーダー」といい、このカードゲームは発売後に世界中で起こる様々な災害や事件・事故を予言していると話題になった。
イルミナティカードはどういった予言をしているのだろうか。
9.11同時多発テロを予言？「Terrorist Nuke」
ビルに飛行機が突っ込み、爆発している様が描かれている「Terrorist Nuke」はニューヨークの世界貿易センタービルのツインタワーに飛行機が突っ込んだテロを予言しているといえる。
また、この日に同時に起きたアメリカ国防総省「ペンタゴン」が炎上しているカード「Pentagon」も存在し、これらは9.11世界同時多発テロを予言しているといわれている。
原発事故を予言？「Atomic Monster」
大きな怪物が描かれた「Atomic Monster」は、その名の通り原子力発電所の事故のことを予言しているといわれている。そしてこのカードには以下のように気になる一文が書かれており、様々な憶測を呼んだ。
「災害だ！これは、いかなる海岸をも破壊する、即座の瞬間攻撃である」
また、このカードのカードゲームとしての効果を示す部分には「日本とカリフォルニアに対して24」と日本に対してのダメージが予言されている。
また、このカードに描かれている怪物は日本の怪獣映画「ゴジラ」と大変似ており、ゴジラは核実験から生まれた怪物であることも関係している。
以上のことから、このカードは東日本大震災の際に起きた福島の原発事故を予言していたといわれている。
巨大津波を予言？「Tidal Wave」
海辺の都市を巨大な津波が襲うさまが描かれた「Tidal Wave」というカードだが、これは東日本大震災の際に東北を襲った巨大津波を予言しているといわれている。
陰謀論を語るに欠かせない存在・イルミナティ
陰謀論を語るうえで欠かせない存在となっている「イルミナティ」だが、その存在は謎に包まれており、その真相は詳しくはわかっていない。イルミナティカードやプーチン大統領の発言など、意味深なものを挙げればきりがない。
謎に包まれたその存在が陰謀論者やオカルトファンの心を惹くことは事実だろう。信じるか信じないかはあなた次第だが、時代が変わっていく渦中にいる私たちの未来を左右する存在である可能性も否定できないだろう。
