【ギリシア神話】最高神「ゼウス」って意外と面白いのよ

超超お久しぶりのブログです。なんとなく気分が向きませんでした。笑

できるだけ毎日更新していきたい所存です（n回目）

さて、今回は何について書こうかな～と思ったのですが、色々と調べながら書くのも面倒なので自分の好きなものについて紹介したいと思います。

皆さんは「ゼウス」って知ってますか？ギリシア神話に出てくる神のことなのですが、名前だけは聞いたことあるって方も多いのではないでしょうか。

そもそもゼウスとは、ギリシア神話に登場する神のうちのひとりです。全知全能の神であり全宇宙を支配する「最高神」ともいわれています。天候を自由自在に操ることができ、ゲームや物語の中にも多々登場するので知名度は高いです。

そんな絶対的な力を持ったゼウスですが、様々な逸話や意外な性格も持ち合わせていてとても魅力的なんです。以下では、ゼウスの基本的な情報や逸話を紹介します。

最高にして最強の力を持つ

ゼウスといえば、数多の神々が存在するギリシア神話の中でも最強の呼び声が高いです。ゼウスは天候を自在に操り、「雷光」を意味する「ケラウノス」という武器を使用します。このケラウノスはオリュンポス十二神の中でも最強で、全宇宙を一瞬で消し飛ばすほどの威力を持つといわれています。

その他にも、ゼウスは「アダマス」というなんでも切ることのできる魔法の鎌も使用します。また、「アイギスの肩当て」と呼ばれる最強の防具も備えており、これはケラウノスの攻撃も防ぐことができるそうです。

（なんだか「矛盾」の話と似ていますね）

このようにゼウスは最強の能力と武器、防具を備えた神で、海の神ポセイドンと並んで最強の名を欲しいままにしています。

慈悲深い一方で短気でもあった

ゼウスは弱者を守る慈悲深い一面もあります。正義と秩序を司る神として、正義と秩序のために困難に立ち向かい、非常にまじめで厳格な性格でした。

しかしその一方でとても短気で癇癪持ちでもありました。冗談を好みよく笑う神として神話に書かれることもあれば、急に怒り出すといった短気な様子も描かれることが多いのです。

その予測不可能な性格は急な稲妻や嵐のごとく、天空神を名乗るに相応しいといえば相応しいものといえます。

大の女好きだった

秩序を守らないものには容赦なく制裁を加えたり、癇癪を起したりと「恐怖の神」とも揶揄されたゼウス。ですがゼウスといえば女好き、女好きといえばゼウスと言っていいほど大の女好きでもありました。

ゼウスはその不貞から何度も妻が変わっているのですが、それだけでなく妻以外の女性との間にも何人もの子供を産みます。神話には、浮気を隠すために様々な策を講じる様子も描かれています。

ゼウスのぶっ飛び浮気話

ゼウスは好色の神で、様々な女性と関係を持つのですが、この浮気の逸話がとても面白いのです。人間からするとぶっ飛んだエピソードをたくさん持っており、「そこまでするか！」と思わされる話を紹介します。

その①雄牛に変身して女性を誘拐

ゼウスはフェニキアのテュロスの王女エウロペと関係を持ちたいと考えました。しかし、もちろんエウロペには夫がいるため、神様の格好をしたまま関係が持てるわけがありません。

ゼウスは神様なので、どんな格好にでも変身できるのですが、なんと雄牛に変身してエウロペを連れ去ります。高身長イケメンでも筋肉モリモリダンディでもなく雄牛です。

そしてゼウスはエウロペに接近し、エウロペを背中に乗せて逃走しました。そのまま海を渡り見事エウロペと関係を持ち、目標を達成します。 

その②白鳥の姿のまま女性と交わる

ゼウスは次にスパルタの王女レダに標的を定めます。彼女も夫がおり、今回もゼウスは変身をしようと考えます。

そして今回ゼウスが変身したのは白鳥。雄牛よりは理解ができるような…

白鳥に変身したゼウスは泉で沐浴するレダに近づき、その姿のまま関係を持ちます。そのままレダは卵を産み（ここが一番意味が分からない）ヘレネという子供がその卵から産まれます。

こんな感じで普通に理解できない話がたくさん出てくるところも神話を楽しめるひとつの要因ですね。笑

その③雨に変身

これまでゼウスの浮気パターンとして、とにかく何かしらに変身の一辺倒ということがわかると思います。馬鹿の一つ覚えのように変身、変身。

その極め付けとして、今度は「雨」に変身します。もはや生き物ですらない。今度標的としたのはアルゴス王の娘ダナエ。

このダナエには「子供を産めば王を滅ぼす」という予言がなされており、それを恐れたアルゴス王は塔の最上階にダナエを監禁します。

そこへ、雨に変身したゼウスが侵入し見事に交わる、という…

もう、どんなクソゲーでもこんなぶっ飛び設定無いですよね…神様なんだから普通に侵入するぐらい訳ないのでは？笑

そしてこの話のすごいところはしっかりとその子供が王を滅ぼすところですね。ドンマイアルゴス。

最高神ゼウスまとめ

ギリシア神話において「最高神」として君臨するゼウスについてまとめてきましたが、どうでしたでしょうか。ゼウスの性格やぶっ飛びエピソードは、神話に対する「難しそう」というイメージを変えるものとなったと思います。

このように神話に登場する神は、意外と人間味があったり、アホなエピソードがあったりと楽しいものなんですよ。

これからもこんな感じで神話などを紹介していこうと思いますので、気長にお待ちくださいね。