長崎民が長濱ねる出演「かんざらしに恋して」の感想を語るよ
2月6日、BSプレミアムにて1話完結の短編ドラマ「かんざらしに恋して」が放送されました。
僕は都合によりリアルタイムでは観ることが出来なかったので、NHKオンデマンドで見逃し配信を先ほど観ました。
今日は長崎県民の僕が長崎の島原市を舞台にしたこのドラマの感想を語っていきたいと思います。
(ちょっとネタバレ注意です)
このドラマのあらすじは?
このドラマのあらすじをざっと説明します。
舞台は長崎県の東に位置する島原市。そこにはかつて「銀流」というスイーツの名店がありました。銀流は島原のご当地スイーツの「かんざらし」が有名で、地元の人に愛されながらも20年前に閉店。
そして今回、地域おこしの一環として銀流を復活させるために、東京から桐畑瑞樹(貫地谷しほり)がやってきます。島原市の職員で、お調子者の八田(遠藤憲一)と共に、田舎特有の閉鎖的な市民らとトラブルになりながらも銀流本来のおいしいかんざらしを作っていく、というストーリーです。
ドラマを見る前に知っておいて欲しい島原のこと
この物語の舞台となる長崎県の島原市ですが、島原市は長崎空港から直行バスで1時間45分、人口は約4万5千人。古くから湧き水が豊富で、「水の都」とも言われています。
その街には長さ約100メートルの水路に鯉が泳いでいたりと、「水の都」と呼ぶにふさわしい光景があります。
そしてこの物語の中心である名物の「かんざらし」とは、島原のソウルフードで、白玉団子を島原の湧水を使って作った特製のシロップをかけて食べるスイーツです。原料となる餅米を、大寒の日に水にさらすことから「かんざらし」と呼ばれるそう。
また、島原にある雲仙普賢岳は平成3年(1991)に大噴火を起こし、一般市民や救助にあたった消防隊員など、多くの人々の命を奪う災害があったことも物語に関係してきます。
ドラマの感想:ここが見どころ!
この物語の見どころは、何といっても長濱ねるちゃんのかわいさ…というつもりでドラマを見始めましたが、その他にも見どころがたくさん。
東京からやってきた桐畑は、八田らと銀流のリニューアルオープンを迎えるのですが、その初日、「銀流」がある地区の自治会長である陣吉じいさん(田中がん)に「これは銀流のかんざらしではない。偽物だ」と言い放たれます。
そして桐畑次の日からかんざらしの研究に没頭し、完璧を求めるあまり自分ひとりで突っ走っていきます。
そんな時にアルバイトの保科舞香(長濱ねる)の接客態度も問題になったり、湧水が止まってしまう日にまで営業を余儀なくされたりなど、災難が降りかかります。
頑張りを認めつつも無理をしていることを心配した八田は、そこで桐畑にねぎらいの言葉をかけるのですが、上の指示にぺこぺこと従うほかない八田の態度に桐畑は激高。
都会から来た桐畑、そして田舎島原で育った陣吉じいさんや八田の感情のすれ違いと、それをいかに克服していくかがこの物語の最大の見どころだと思います。
遠藤さん貫地谷さんの演技が圧巻
普段あまりドラマを見ない僕ですが、このドラマを見て、当然っちゃあ当然ですが主演の2人の演技には感激しました。
先ほどの桐畑が激高するシーンでは、貫地谷さんと遠藤さんが感情をむき出しにして喧嘩をします。
また、その直後の遠藤さんが夜道を1人で歩くシーンでは、上からの指令と桐畑の考えのギャップに悩みつつもどうにか銀流を成功させたい気持ちとが入り混じったなんとも言えない感情を見事に演技で表現されていて、とても印象に残っています。
そしてついに桐畑が銀流のかんざらしの再現に成功した暁に、八田がそのかんざらしを口にするシーンの感動の表情は本当に見ものです。遠藤さんすごい。
また、長崎県民から見ても遠藤さんの長崎弁は全く違和感なく、流石の一言でしたね。
やっぱりねるちゃんがかわいい…
そして今回このドラマを観るきっかけになった保科舞香役の長濱ねるちゃんはやっぱりかわいかったです。
物語中では、客から苦情が入った時の態度を桐畑に指摘され、不貞腐れるシーンがあったのですが、最後には笑顔で対応するまでに改心します。
その笑顔ったら。。。もう。。
全く同じセリフがありますが、あの笑顔の破壊力はすごいです。
また、さすがに遠藤さんや貫地谷さんと比べるのは酷ですが、ねるちゃんも演技は結構うまかったとい思います。
(普段ドラマ等を見ない僕の主観ですが。)
普段の歌番組やけやかけでないねるちゃんを見れて僕はそれだけでも大満足でした。
最後に
どうでしたでしょうか。
欅坂ファンの僕がねるちゃん目当てで観たこのドラマでしたが、僕が長崎県民ということもあり、物語としてもとても楽しむことが出来ました。
欅坂ファンもそうでない人も、観てみて損はないと思います!
NHKオンデマンドで見逃し配信をしているので、興味ある方はぜひ↓↓↓