寝ている間も有意義に…明晰夢について
今日は夢についての話です。
最近、夢についてのうんちくおじさんになりつつあります。
過去に書いた夢についての記事です。↓↓↓
突然ですが、人生の中であなたが「寝ている」時間って、どれぐらいかわかりますか?
一般的に、寝ている時間は人生の中で3分の1を占めているといいます。
まあショートスリーパーなんて人もいますが、そんなのは一部だけで、普通の人は寝ないと心も体も壊れてしまいますね。睡眠大事です。
でも、仕事に学校に、忙しいあなたは寝る時間も惜しんで仕事や勉強をしたい、と思っている方もいるでしょう。
そんなあなたに…お勧めできるかどうかはわかりませんが、「明晰夢」というものが存在します。
明晰夢とは?
明晰夢とは、簡単に言えば夢の中で自分自身で夢であることを自覚しながら見ている夢のことです。その中でも夢の中で自分で思い通りに変化させられる夢の話をしていこうと思います。
明晰夢のメカニズム
明晰夢は、一般的に見やすい人と見ずらい人がいるといわれています。なぜ個人差があるのかも説明していきましょう。
そもそも夢ってなんで見るの?という疑問についてです。
人が睡眠している時、脳内で前頭葉と海馬が連携して、起きている時に起きた記憶を整理するために夢を見ている、といわれています。
これについては諸説ありますが、今回は有力なこの説を前提に話を進めていきます。
この記憶を整理している段階で夢を見るのですが、明晰夢を見るときは前頭葉が半覚醒状態である、ということです。前頭葉が起きている状態ということは、意識があるといえるので、夢を自在にコントロールすることが出来る、というわけなのです。
明晰夢を見やすい人の特徴とは
寝ている間も意識がある、ってそれこそ夢のような話ですよね。寝ている時間も有意義に使えるのですから。ですが明晰夢は見やすい人と見ずらい人がいるとも言いました。
以下に明晰夢を見やすい人の特徴や習慣をまとめました。
- 毎日夢日記をつけている
夢日記をつけていると夢を夢と自覚しやすいようです。起きてから、「今日は夢見なかったな」と思うとき、たいていは見た夢を忘れているだけで、ほぼ必ず夢はみているのだそうです。しかし、毎日夢日記をつけることで、夢の内容を思い出すことができるようになります。こうすることで、夢の中で夢と気づくことができるようになります。
- 常に夢か現実かを意識している
よくある話ですが、夢かどうか確認するためにほっぺたをつねって確認するなどということを聞きますが、実はこの行動をする人は明晰夢を見やすいです。
- 想像力が豊かな人
文章を書くことを仕事にしている人や、日常的に絵をかいたりしている人は明晰夢を見やすいといわれています。そういった人は、想像力が豊かで夢も現実離れした夢を見ることが多く、夢が夢であるという自覚を持ちやすく、明晰夢を見やすいというわけです。同じような理由で妄想癖がある人も明晰夢を見やすいといわれます。
- 論理的思考ができる人
日ごろから論理的思考がある人は、夢で起こる現実離れした出来事に気づきやすく、これまた明晰夢を見やすいといわれています。
明晰夢を有効に使うために…
せっかく夢の中を自分の意識の中で自由に行動できるのですから、なにか有意義に行動したいものですよね。
例えば、前述の想像力を活かして仕事をする人などであれば、夢の中で非現実的な映画や小説、絵画のアイデアを考えてみたり、ゲームが好きな人なら日ごろ遊んでいるゲームの世界を疑似体験することもできるでしょう。
変な話、夢の中では憧れのあの子や有名人とエッチなことをすることもできるかもしれませんね。
以上のように明晰夢をみることが何やら良いことがたくさんあるように思えますね。
次回以降は、明晰夢を見る方法やそれに関する危険性を書いていこうと思います。