日向坂46の成長は「ひらがな推し」無くしては有り得なかった
みなさんこんにちは。
「ひらがなけやき」ことけやき坂46の「日向坂46」への改名&シングルデビュー。
そしてそのシングル「キュン」は女性アーティストの1stシングル初週売り上げ歴代1位を更新しました。
アイドル界だけでなく世間を賑わせている彼女たちの魅力のひとつに、「バラエティ力」が挙げられます。
では、そんな彼女たちは、如何にして「バラエティ力」を身につけていったのでしょうか?
それには彼女たちの冠番組、「ひらがな推し」の存在が大きかったと僕は考えます。
- ひらがな推しとは?
- 「ひらがな推し」がアイドル番組で有数の面白さを持つ理由は?
- 番組がグループにとって「カタログ」になればいい
- 今後のひらがな推しはどうなっていくのか。
- 4月から新番組へ。「日向坂で会いましょう」
ひらがな推しとは?
ひらがな推しとは、、2018年4月9日から毎週月曜深夜にテレビ東京で放送されているけやき坂46の初冠バラエティ番組です。
毎週、体当たり企画やプレゼン企画、それぞれのメンバーにフォーカスをした企画、歌披露など、様々な企画が行われています。
そして番組放送開始から1年がたった今、笑いあり、涙ありのエンターテインメントとして日向坂46を知らない人たちにも楽しめる番組になっています。
「ひらがな推し」がアイドル番組で有数の面白さを持つ理由は?
MCオードリーのふたりの存在
なぜひらがな推しがここまで面白い番組になったのでしょうか。
よく言われていることですが、これには司会を務めるオードリーのふたりの力が大きいと思います。
若林さんはとにかく回しが上手いくせに、初期からコントや無茶ぶりにも強制参加させられるなど「乃木坂工事中」のバナナマンの設楽さんにはなかった「隙」がありました。
春日さんは基本的にはボケやいじられ役なのですが、気持ち悪いキャラも貫き通してくれており、それがメンバーたちからもいじられやすい理由になっています。
そして、「気持ち悪い」とアイドルを組み合わせる手法は、南キャンの山里さんやイジリー岡田さん含め、今までもよくありました。
しかし、春日さんの気持ち悪さは「マスコット的な異様さ」と若林さんが揶揄する通り、全くと言って嫌みがないのです。
「男子校ノリのふたり」と若林さんはよく口にするようですが、それに一生懸命ついていこうとする日向坂46のメンバーの相乗効果が面白さを引きだしていると思いますね。
日向坂46メンバーの積極性
メンバーはもちろんちょっと前までは普通の女子高生だったような子たちなので、面白いことをポンポン言えるような実力があるメンバーはまだまだ少ないです。
しかし、メンバーたちは最初から積極的だった。
ハングリー精神というには明るく微笑ましすぎる、「ハッピーオーラ」に相応しい積極性を彼女たちは持ち合わせていたのです。
変顔や体当たりの罰ゲームも頑張ってやるし、リアクションも大きい。
そんな番組の雰囲気は、いつのまにか自然に出来上がっていました。
MCのふたりが適格かつ面白いツッコミを入れてくれるので、メンバーもボケやすいこともあったでしょう。
一人一人が輝ける
日向坂46は、こんなに人数がいても番組中で本当にメンバーが輝いています。
井口眞緒がスナックのママとなりメンバー一人一人の悩み相談をする「スナック眞緒」に代表されるように、どうしても目立ちづらいメンバーにもスポットを当てています。
「今週のひらがな推しでは、自分の推しが輝くかも…?」
という期待を持って視聴者は毎週を楽しみにできます。
僕の推しである金村美玖ちゃんも、しっかりと輝いています。
(尊い)
番組がグループにとって「カタログ」になればいい
番組のプロデューサーの長尾氏は、雑誌『BUBKA』の取材で「番組がグループにとって”カタログ”になればいい」と語っています。
「ひらがな推し」が、メンバーの外仕事へとつながっていって欲しいと考えているようです。
そんなプロデューサーの期待に応えるように、メンバーは個性を十二分に発揮しています。
僕が特に印象に残っている番組でのメンバーのキャラをちょっと紹介します。
実は聞き役もできる井口眞緒
先ほども紹介した「スナック眞緒」の井口眞緒。
普段は句読点もつけずマシンガントークを繰り広げる井口ですが、スナック眞緒ではメンバー一人ひとりの聞き役に回る姿が印象に残ります。
また、メンバーの良いところも的確に把握し、嫌味なく紹介しています。
実は、井口眞緒はメンバー一人ひとりをよく見る、最年長らしいメンバーなのです。
もはやお家芸。ぶりっ子キャラの柿崎・宮田
日向坂46には、1期生柿崎芽実、2期生の宮田愛萌がいます。
柿崎は天性のあざとさで会話の最中に脈絡なく「にゃあ」と言ったり、意味わからんぐらいかわいいです。
宮田は先ほどの「スナック眞緒」でのバイト役として井口を補佐する「いい女」感を持っていますが、セクシーさやぶりっ子芸でしばしば柿崎とバトルをしています。
初期のころふたりが「ぶりっ子フリースタイルバトル」として番組で披露したこのぶりっ子芸が、番組では恒例のお家芸となりつつあります。
「キャラ迷走」というキャラを手にした富田鈴花
初期に「パリピ」「ラップ」というキャラを引っ提げて番組でも目立っていた富田。
しかし、本当はビビりだし考えすぎてしまうパリピとはかけ離れた自分に悩み、キャラを模索し始めます。
そのことを渡辺美穂にも指摘され、富田は痛恨の表情を浮かべます。
その後無言キャラを演じますが若林さんもたまらずこの一言。
今後のひらがな推しはどうなっていくのか。
他にも無言キャラの東村芽衣やキャプテンシー溢れる佐々木久美、リアクション芸の丹生明里、へにょへにょだがガヤ力の高い加藤史帆などなど…
挙げだしたらキリがないほどそれぞれのメンバーのキャラが立っている日向坂46。
来週からもどんなメンバーの魅力が引き出されるのか、楽しみです。
4月から新番組へ。「日向坂で会いましょう」
3月27日のシングルデビューに向けてヒット祈願で最終回を迎えたひらがな推しは、次週から放送地域を拡大して新番組へと生まれ変わります。
その名も「日向坂で会いましょう」。
まあファンからは様々な意見があるみたいですが、僕はこの名前好きです。
なんだかぽかぽかキュンとする優しい名前じゃないですよね。
ちなみに、4月16日からは日テレ系列で「HINABINGO!」も始まります。
日向坂ファン、通称「おひさま」にとってはとても楽しみですね。
メンバーにも体調には気を付けて頑張ってほしいものです。
じゃ、今回はこの辺で。