明晰夢を見るためには?
以前、明晰夢とは何か、どういった方が明晰夢を見やすいのかなどを記事にしました。
今回は、そんな明晰夢を見る方法や練習の仕方を考えていきます。
明晰夢を見る訓練
明晰夢を見やすくするには、そのための練習をすることが有効であるようです。
そこで、どういった方法があるのでしょうか。いくつかの方法を説明していこうと思います。
- 夢をメモしておく
これはかなり有名な方法です。しかし、この方法が一番重要であるとも言われています。以前の記事でも書きましたが、明晰夢を見るにあたって重要なのは、夢を記憶すること、夢を夢と把握することです。通常、夢はしばらくすると忘れてしまいます。そこで、起きた直後に見た夢を記録しておくことで、自分の夢の傾向を把握し、夢の最中でそれが夢だと気づきやすくなるのです。
- 夢か現実かの確認をする習慣をつける
起きている時、夢かどうかを確認するためにほっぺたをつねったりするということはよく聞く話ですよね。実はそれが有効な手段であり、習慣づけることによって夢の中での気づきのきっかけを作ることが出来ます。
※明晰夢の入った状態では頬をつねっても痛く感じることもあるという話もあります。
- 自己暗示をかける
この方法は、「アフォメーション」とも言われ、要するに寝る前に「私は明晰夢を見る」と言い聞かせる、という方法です。また、寝る前に必ず決まった行動をしたりすることでその効果が出やすいともいわれます。
- 見る夢をあらかじめ計画を立てる
眠る前に、あらかじめ見る夢の計画を立てたり、見る夢を想像したりすることも有効です。これを習慣化すると、見る夢をコントロールすることもできるようになります。また、あらかじめ計画した夢を見ることが出来れば、それが夢であることにも気づきやすいはずです。
- 瞑想をする
瞑想状態は、脳が半分覚醒している状態ですから、明晰夢を見ている状態にかなり近いといわれています。そのため、瞑想を習慣化すると夢のコントロールがしやすくなるかもしれません。
- 浅い睡眠をとる
明晰夢は、脳が半覚醒状態にあり、もちろん睡眠としては浅い状態です。なので逆に、浅い睡眠の状態のとき、明晰夢を見やすいということです。健康には悪いですが、朝方など睡眠が浅くなりやすい時間帯に寝るなどすると、明晰夢を見やすい状態にすることができます。
まとめ
どうでしたでしょうか。明晰夢を見るための方法は、どれも簡単なように思えますが、向き不向きもあると思いますので、明晰夢を見てみたい人は、いろいろな方法を試してみてくださいね。
最後になりますが、夢は脳科学の世界ではまだあまり解明されていない分野でもありますので、くれぐれも自己責任で行うようにしてください。